かりん(@nft_cc_)です。
今回は、最近SNSやテレビなどで注目を集めているNFTについて分かりやすく解説していきます！✨
それでは早速始めましょう✨
NFTってなに？
NFTとはNon Fungible Tokenの略で日本語で「非代替性トークン」という意味です。
非代替性トークンと聞いてもあまり馴染みのない言葉だと思うので、それぞれ簡単に説明していきます！
非代替性ってどういうこと？
非代替性は、「替えが効かない、唯一無二の」という意味です。
反対に、代替性は「替えが効く」ということです。
例：代替性がないもの
・ゴッホが描いた絵の「原画」
・「直筆サイン入り」の本
・「世界に一枚しかない」トレーディングカード
例：代替性があるもの
・お金(500円玉や1000円札など)
・市販品
・電子上の画像
つまり、非代替性トークンとは、「替えが効かない」トークンということになります。
では、「トークン」とはどういう意味なんでしょうか。
トークンってなに？
トークンとは、ブロックチェーン技術を使用して発行した「仮想通貨」の総称のことです。
つまり、代替性トークンとは、ブロックチェーン技術を使い、作成年月日や識別番号、所有者の履歴といった情報を、他人がコピーできない形で付与・明示している画像・動画・音楽などのデジタルデータのことです。
そもそもブロックチェーンが分からないという方もいるでしょう。
しかし、NFTを知る上では、「ブロックチェーン上で発行・取扱いがされるので、デジタルデータの鑑定書や所有証明書の改ざん・コピーはほぼ不可能」という部分を押さえておけば大丈夫です！
NFTが注目を集める理由
NFTは、なぜ注目を集めているのでしょうか。
３つの理由を解説していきますね！
１：NFTが高額で取引されている理由
NFTの取引例はこんな感じです。
NFTの取引例
・Twitterの創業者の初ツイートが約3億円
・ドット絵のキャラクターが約8億円
・2017年に作られた始めてのNFTと言われる石の絵が2億円
海外のNFTのマーケットプレイスである「OpenSea」は、1カ月の間に10倍以上の取引高を上げるなど、急速にデジタルアート市場が成長していることが分かります。
NFTが登場する前は、デジタルデータはコピー・複製することにより量産でき、希少価値がありませんでした。
これまで唯一性を保てなかったデジタルコンテンツに、資産的価値を付与できるようになったために、デジタルデータを所有したいという需要が急速に伸びているのです。
２：NFTで期待を集めている分野
NFTは以下のような分野で主に広がりを見せています。
・ゲーム
・デジタルアート
・マンガ
・トレーディングカード
NFTによって、デジタル資産であっても誰が所有者なのか明確に管理できるようになりました。
そのため、トレーディングカードやカードゲームアイテム、アートなどは、一見同じものに見えても、決して同じものは存在せず、金銭的な価値も相対的に決められる点などから、芸術分野や希少性に価値を見出すアートやトレーディングカードなどと相性がいいといえます。
３：NFTには課題もある
NFTはこのように急速に成長した市場であるがゆえに、今後の改善点や課題がある点は理解しておいた方がいいでしょう。
例えば、NFT関連の法的整備が追いついていない点が一つの課題です。細かな取り扱い・販売ルールが定まっていないために、何かトラブルが起こった際の取り扱いが不透明であるといえます。
実際に他人が作成したものを自分の作品として出品する事例があり、対処に追われているという事実もあります。そのため、まだNFT市場に踏み込めないと考えるユーザーも存在するでしょう。
また、主な取引通貨がイーサリアムに依存している点も、安定性に欠けるかもしれません。
イーサリアムをはじめとした暗号資産は、昔に比べれば一般的にはなってきたと言えど、法定通貨ほどには普及しきっていません。
イーサリアム以外の暗号資産を軸とするマーケットも増えてきましたが、使用する通貨の安定性もNFTの課題の一つと言えるでしょう。
NFT まとめ
今とても注目されているNFTについての説明をしました。NFTは現在、主にゲームやアートの世界で使用されていますが、今後ビジネスなどの分野に利用が拡大する可能性が十分にあります。
今後、NFTの技術がどのような形で活用されていくのかは、注目したいところです！
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